4月に緊急来日を果たした女優/歌手のジェーン・バーキン（Jane Birkin）が、11月25日（金）東京国際フォーラム ホールCにて開催されるジェンー・バーキン来日公開に先駆け、渋谷パルコパート1 B1 ロゴスギャラリー（11月15日まで）にて「来日公開記念 ジェンー・バーキン写真展 – Jane Birkin Photo Exhibition by Gabrielle Crawford」写真展を開催。
永遠のファッションアイコンであり、セルジュ・ゲンスブールのミューズだったジェーン・バーキン。女優、歌手であり、またフランスを代表する女優、シャーロット・ゲンスブールやルー・ドワイヨンの母親でもあり、社会活動にも積極的で、震災直後いち早く来日して支援を呼びかけ、その姿勢が多くの女性の憧れと尊敬を集めている。
そんな彼女の来日公演（11月25日（金）国際フォーラム）チケットが遂に販売スタート。写真展会場では、フォトグラファー、ガブリエル・クロフォード（Gabriel Crawford）が長年にわたって撮りためたジェン・バーキンの写真を展示するほか、受注販売までも行っているとのこと。これらの一部の売上げは東日本大震災の被災者に寄付される。 more info HERE.
▶ ジェン・バーキン特別来日公演
Jane Birkin sings Serge Gainsbourg “VIA JAPAN”
日時：2011年11月25日（金）
開場：18:30 開演：19:00
会場：東京国際フォーラム ホールC
S席：8,500円 / A席：7,500円（税込み）
問合せ：ホットスタッフ・プロモーション 03-5720-9999 （平日15:00 – 18:00）
http://www.parco-city.com/special/janebirkin/
▶ JANE BIRKIN SINGS GAINSBOURG “VIA JAPAN”
あの大震災の直後、放射線の不安が叫ばれ多くの外国人が日本を離れる中、空っぽの飛行機に乗ってこの国にやってきたジェーン・バーキン。
「私はただ歌いに来た。みなさんに “愛しています” と伝えに来た」
マネージャーも、バック・バンドのメンバーもなしに単身来日した彼女は、急遽集められた日本のミュージシャンによるバンドとともにチャリティ・コンサート「Together For Japan」を開いた。
あの桜の季節、ジェーンがもたらした希望は私たちをどれだけ勇気づけてくれたことだろう。
3月、彼女がその震災のニュースを知ったのは病室だったという。自身の健康を差し置いてでも、飛行機に乗って日本で歌わないではいられない理由が、彼女の中にはあった。
短い滞在の中、彼女はチャリティ・コンサートを開いただけではなく、街角でもアカペラで歌って募金を呼びかけ、避難所を訪問した。さらに被災地への訪問を望むも、これにはドクター・ストップがかかってしまった。
パリに戻ってからも二つの大きなチャリティ・コンサートを開いて義援金を募ってくれたジェーン・バーキン。
そして彼女は今、ツアーに出ることを決めた。
ジェーンに歌を与えたセルジュ・ゲンスブールが亡くなって20年が経ち「メロディ・ネルソン」から40年が経ったこの年、セルジュが彼女のために書いた歌を携え、ヨーロッパ、アメリカ、そして日本へと。
あの時、日本で出会ったミュージシャンとともに。
梶野彰一