正体不明、謎のストリートアーティスト、「バンクシー」が手がけた宝探し競争。2013年10月1日、「バンクシー」がニューヨークで展示をスタートさせた。告知もなく突然始まったその展示は、毎日1点ニューヨーク各地の路上に作品を残し、場所を明かさず公式サイトに投稿と「バンクシー」らしい計算。人々はその作品を求めてニューヨーク中駆け回るという、ストリートとインターネット上の両方で勃発した「宝探し競争」だった。
そんな「バンクシー」のニューヨークをハックした1ヶ月を追ったドキュメンタリー映画「BANKSY DOES NEW YORK」が、3月26日より渋谷シネクイント、4月2日からは渋谷アップリンク他、全国順次公開が明らかとなった。作品の中で常に社会とアートの在り方を問うてきた「バンクシー」。本作は「都市や野外や公共の場所こそ、アートが存在するべき場所なんだ。アートは市民とともにあるべきだ」と語る。
BANKSY DOES NEW YORK
監督：クリス・モーカーベル
提供：パルコ 配給：アップリンク、パルコ 宣伝：ビーズインターナショナル
公式サイト：BANKSY DOES NEW YORK
The 2014 documentary following street artist Banky’s New York ‘Take Over’ finally gets a Japanese cinematic release.