株式会社カイユウと六本木ヒルズ展望台 東京シティビューと共催で、平成に生まれた文化を改めて捉え直す展覧会「平成展 1989 – 1999」展が、8月31日から六本木ヒルズ森タワー52階にオープンする。
「平成展」は、平成の終わりという節目を観賞者自身の記憶と共に振り返る三連展として、日本にとって大きな転換期であった「平成展 1989 – 19999」を1回目に、「平成展 2000 – 2011」(2018年12月1日〜2019年1月31日)、「平成展 2011 – 2018」(2019年3月1日〜4月30日)と全3回を予定しており、会場となる小展示スペース「東京カルチャーリサーチ」にとって初となる展覧会イベント。
凄惨な事件や、震災を連続して目の当たりにした平成初期は、日本にとって大きな転換期であり、これまでの「普通」が普通ではなくなりつつもあった、そんな中で、テレビゲームが一般家庭に浸透し、80年代にはサブカルチャーとして語られたアニメや漫画も「ポップ」なものとして許容されていくように。既存の価値観が失墜をみせる中で育まれたコンテンツ、どのような形で社会や人々に影響を与えてきたのか、KAI-YOU(編集者)の視点で、人や作品を恣意的に、主観的に並べた30年という時間に発生した物語。
「平成展 1989 – 1999」
会期:2018年8月31日〜10月31日
時間:10:00 – 22:00(最終入館21:30)*不定休
会場:東京カルチャーリサーチ 六本木ヒルズ森タワー52階
入場:無料
(ただし、展望台・森美術館の入館料が必要)