「ロエベ」から4種類の限定Tシャツが登場、アメリカ出身の芸術家/作家/映画制作者/活動家とマルチに活躍してきたデイヴィッド・ヴォイナロビッチの作品を用いた限定版Tシャツ（14,450円 税込）が、ロエベのオフィシャルサイト（ loewe.com ）、Visual AIDS のウェブサイト、DOVER STREET MARKET GINZA、そしてカサ表参道店、銀座店にて販売する。
Loewe has announced a capsule collection in celebration of American artists, writer and activist David Wojnarowicz. Proceeds from the pieces, which are limited to 400 pieces each, will benefit Visual AIDs, an organization that promotes work by HIV-positive artists in keeping with Wojnarowicz’s own work in AIDS awareness activism.
Untitled (Face in Dirt),1990 by David Wojnarowicz
ヴォイナロビッチは、1978年にマンハッタンのイースト・ビレッジに移り住み、活気ある現地のアートシーンの中心的人物の1人だった。彼の作品の多くには、同性愛者である彼自身のアウトサイダーとしての体験が取り入れられている。エイズと診断された後の彼のアートは、主張を前面に押し出した政治的スタンスを取るようになり、1980年代に起こったエイズ危機を主なテーマとした重要で挑戦的な作品を発表していた。彼の痛烈なまでにストレートなメッセージは、連邦当局の怒りを買い、そすて現在「自由、正義、平等」に関わる重大な社会問題を中心として文化の分裂が進む中、彼の作品は今なお議論を起こし、インスピレーションを与え続けてる。
David Wojnarowicz was a central figure of the vibrant East Village art scene since he arrived in 1978. Having being diagnosed with AIDS, his work began to take a political stance that pushed important and challenging issues surrounding the AIDS crisis. Wojnarowicz passed away in 1992, but his work reamins inspirational to this day.
The collection will be avialable at Dover Street Market Ginza and LOEWE.com
Untitled by David Wojnarowicz
ロエベのクリエイティブ・ディレクターであるジョナサン・アンダーソンは、勇気あるクリエイター/活動家であるヴォイナロビッチの偉大なレガシーに対する世間の関心を集めるため、そしてこれらを称えるため、今回のプロジェクトの構想を立てたと話す。1982年〜1990年の間に制作された4つの作品は、高級コットンのクルーネックTシャツにプリントし、400枚のみの限定Tシャツとなっている。また、このプロジェクトの利益は、ビジュアル・エイズに全額寄付されるほか、AIDSに対する認識の向上と、視覚技術の展示や出版を通じた対話の機会の創出を取り組んでいることを発表（HIV/AIDS と共に生きるアーティストの支援も行っていく）。
Jean Genet Masturbating in Metteray Parison, 1983 by David Wojnarowicz
Untitled (One day this kid) by David Wojnarowicz
今回のプロジェクトをPrinted Matter Bookstore でキュレーターを務めていたシャノン・マイケル・ケイン（1947 – 2017）に捧げたもの。