新卒、新進、有名どころ、その分野の第一線で活躍するアーティストまで多岐にわたる「ロエベ クラフト プライズ 2019」のファイナリスト29名が発表された。
今年で3回目となる「ロエベ クラフト プライズ 2019」は、2016年にロエベ ファンデーション(財団)が立ち上げたもので、現代のクラフトマンシップにおける卓越性、芸術的価値、そして新しさを称えることを目的としている。本年のファイナリストには、100以上の国から応募された2500を超える作品(昨年より44%増加)から選出。29名中10名が日本人(うち3名は海外在住)ということにも驚きだが、どの作品も伝統の技、技術を活かした優れた作品ばかり。
世に知らしめるウィナーは、6月25日 東京で発表されると同時にジョナサン・アンダーソンもあわせて来日。各ファイナリストの作品は、2019年6月26日から7月22日までの期間、草月会館(東京・赤坂)にあるイサム・ノグチ作 石庭「天国」にて展示される。