ー ラグジュアリー:ファッションの欲望 ー
17世紀から現代までの作品約100点もの”服”たちが展示されたエキシビション。そう、ラグジュアリーとは日本語で「贅沢」と訳されるように、視覚的な豪華さ、そしてそれを身体にまとったときの特別な感覚、洗練をきわめるという精神的な満足感など、余剰から生み出された豊かさを意味してきた。現在、私たちは、産業の発展によって物質的に恵まれた生活を送ることができるようになり、一方でそのために引き起こされるグローバルな諸問題の解決に取り組まなければならない状況でもある。そうした中で、私たちが求める豊かさの現れである「ラグジュアリー」に対する考え方も大きく変化しつつある。社会の動きや私たちの欲望を何よりも敏感に反映しているファッションを通じ、「ラグジュアリー」という視座から時代や社会の価値観の変遷を再考するものと言われている。
時代と共に回り、そしてスピーディーに、誰しも待つことのできない、時代の流れ。そんな、ファッションの中での「ラグジュアリー」という言葉と、時代を表現したエキシビションが東京都現代美術館で行われている。click HERE.
‘Luxury in Fashion Reconsidered’ is running through until the 17th January 2010 Museum of Contemporary Art Tokyo. Examining the changing values of luxury, the exhibition features works from designers, brands and artists including Balenciaga, Chanel, Christian Dior, Comme des Garçons, Issey Miyake, Lanvin, Louis Vuitton, Maison Martin Margiela, Roy Lichtenstein, Thierry Mugler, Viktor & Rolf and Yves Saint Laurent.
Until January 17th 2010
Closed on: Monday (Except November 23rd & January 11th: closed next day),
December 28th and January 1st
Opening Hours: 10.00 -18.00 (*Last admission into the exhibition 17.30)
Museum of Contemporary Art Tokyo, Temporary Exhibition Gallery B2F
Museum of Contemporary Art Tokyo website HERE