2015年春夏クチュールでカムバックを果たし、ウィメンズのみを手がけてきたジョン・ガリアーノが、「メゾン マルジェラ」で初となるメンズコレクションを発表。
Maison Margiela, helmed by John Galiano, debuted the fall 2018 collection with a runway show in Paris last week.
「シナジー（相乗効果）」を意味すると語ったガリアーノ、壁から床に伝った三角のモチーフは、前シーズンから続くマッキントッシュとのステンカラーコートにも登場（後ろ見頃）。ガリアーノが得意とするバイアスカット、マルジェラの仕立てとガリアーノのテクニックを最大限に用いた美しいドレープ。ウィメンズで取り組んできたアイデアから、世界中のテーラーが愛して止まない英国・ロンドンのサヴィルロウ（紳士服）の感性。赤のトレンチコートで始まり、ストリート要素を交えたイエローダウン、配色の良いピンストライプのスーツと遊び心満載なガリアーノのクリエイティビティ。
Suits and overcoats in bold prime colors came between muted tones and Galliano’s trademark bias cuts. Familiar house signatures were recognised in new ways, the stand out being trench coats that were presented in a variety of coetable forms – coated in platic, slit and distorted, belted and layered.