MAISON MARGIELA SS19’s MUTINY

ジョン・ガリアーノが手がける「メゾン・マルジェラ」2019年春夏コレクション、9月26日に発表した新作コレクション会場にて、2014年の就任後初となるフレグランス「Mutiny(ミューティニー)」が遂に姿を表した。

反逆・反乱を意味する「Mutiny」は、2019年春夏コレクション同様、「ジェンダーなど気にしないでいい時代がすぐそこまで来ている」と訴えかけたもので、表現の自由を一人一人が発信し、個々の価値観を主張した強いメッセージ。キャンペーンには、ウィロー・スミス(歌手・女優)をはじめ、プリンセス・ノキア(歌手)、サーシャ・レーン(女優)、ハイネー・ギャビー・オディール(モデル)、テディー・クイリヴァン(モデル)、モリー・ベア(モデル)の6人の反逆者(スター)が登場。

John Galliano presented the campaign for his first fragrance ‘Mutiny’ to open Maison Margiela’s SS19 show. Questioning gender binaries, the film (above) set the tone for what was also the first joint mens/women’s show for Margiela. Referring to what many saw as being a largely androgynous collection, Galliano stated in his podcast, ‘I’m not trying to make boys look like girls, or girls look like boys, that’s not my intention, but what I’m feeling from this new generation is that they’re questioning traditional values and everything they stand for. That’s what’s happening and it’s greatly inspiring me.’

See the full show at maisonmargiela.com

性別のバイナリーを問いかける、スカート姿やマイセルウェーブの少年、ズートスーツや短髪女子、ガリアーノは「男の子を女の子に見せようとしているわけではない、女の子を男の子に見せようとしているわけでもはない」。これはわたしそのものの意図ではなく、新世代の若者たちが日々感じているダイバーシテやセクシャリティ、国籍やジェンダーをオールドファッションに捉えず、ポジティブな理由を求めて問いかけるその情景を描いている。