ピチカート・ファイヴの3代目ヴォーカリストを経て、ソロシンガーとして、音楽、ファッション、エッセイなど幅広く活動する野宮真貴がドラァグクイーンと共に新宿2丁目の街にやってきたのは、8月22日の夜のことだ。日本国外でも人気の彼女とドラァグクイーンたちが突如やってきたのだ。
題して、「野宮真貴の新宿2丁目ハーメルン」in 野宮真貴リサイタル・プレイベント・スペシャル・パレード!!!
「野宮真貴リサイタル」とは・・・
“21世紀のリサイタル”と銘を打ち、2007年よりスタートした「野宮真貴リサイタル」。ピチカート・ファイヴを経て、ソロシンガーとなった野宮真貴が見つけた、全く新しい表現方法。音楽でも演劇でもないファッショナブルでシアトリカルな舞台パフォーマンス。
Vol.1 「JOY」(2007年)では、「東洋のバービードール」と言われる野宮真貴の集大成といえるポップなステージを披露。Vol.2「エレガンス中毒」(2008年)では、今までフィーチャーしてこなかった野宮真貴のノワール・サイドにスポットをあて、ダークでエレガンスなステージを披露。そして、 9月22日(火・祝)に開催されるVol.3「Beautiful People」では、野宮真貴の原点回帰というべき、女と音楽とファッションのクロニクル。オードリー・ヘプバーン、ブリジット・バルドーから、映画「ブレードランナー」のレイチェルまで。時代を輝かせたフィーメールアイコ
ンたちを、音楽ともに野宮真貴がラッピング、そして歌う。
野宮真貴を囲むスタッフ陣には、リサイタルではおなじみの、演出・構成・美術にロマンチカの林巻子、振付にロマンチカの横町慶子。菊地成孔が今回はタイ・バンコクの cutting edgeなバンドFUTONで活躍したmomokomotionと特別ユニットを組み、“キクチモモコ”名義で音楽監督を務める。そして衣装はケイタマルヤマの協力のもと、ワンステージのためだけにオリジナル・ドレスも披露。
Photo : Naomi Kinoshita