男たちの裸にフォーカースした「NEKED MEN 1876〜2016」展が3月17日より成山画廊にて開催されている。
愛が剥き出しになっている状態を撮影している岡部桃、男性を裸にして撮影する野村佐紀子、捉えづらいもの、海、光、生命といった実は曖昧なもの、計り知れない無限なもの、物事の根源性の絵画化を試みている興梠優護はヌードのセルフポートレイトを制作。ギリシャ神話を盾に官能的な少年ヌードを表したグローデン男爵、三島由紀夫は疑似切腹の様子を伝説の写真家、矢頭保に撮影させている。昨年横浜トリエンナーレで注目を浴びたシュルレアリスト、ピエール・モリニエの女性に扮したセルフヌード、被写体の暗部を曝け出すダイアン・アーバスの作品、男性美の表現に長けた長谷川サダオの美しいドローイング等を展示。
NAKED MEN 1876-2016
会期:2016年3月17日〜3月29日
会場:成山画廊
住所:東京都千代田区九段南2ー2ー8 松岡九段ビル205号室
時間:13:00 – 19:00(水、日、祭日 休廊)
Featuring autobiographical photos from Momo Okabe, a male nude photo from Sakiko Nomura, a self nude portrait from Yugo Kohrogi, vintage photos inspired by Greek mythology from Whilhelm von Gloeden, a portrait of Yukio Mishima from Tamotsu Yato, a trans self nude photo exhibited in Yokohama Triennale 2014 from Pierre Molinier, a photo revealed the hidden side of subject from Diane Arbus and a beautiful male nude drawing from Sadao Hasegawa. We also present the mysterious latest work from Atsushi Suwa whose documentary program will be broadcasted on TV in the near future.
出品作家
野村佐紀子、岡部桃、池島康輔、興梠優護、池田努、ダイアン・アーバス、グローデン男爵、ピエール・モリニエ、金子國義、長谷川サダオ、三島剛、矢頭保ほか