勝手に予測していたキルト(Kilt)があちらこちらと目立っているではないか。キルトと聞くとタータン柄でスコットランドを想像してしまうが、今となればタータンだけでなくベーシックなタイプから色々。
そんな「キルト=スカート」が東京の街でも急増。自分もそうだが、普通にお洒落アイテムとして取り入れている。
そう、上記写真を見れば分かるがボクシング場で開催されたジャン・ポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)のショーでもスカートがとても目立っていた。スカートにはレザーのパンツにタンクトップ、そして、男らしくジャケットで拳を入れた感じ。なんだか自然とメンズらしいアイテムになりつつある。
Gaultier presented a collection designed for Dandy Boxers, incorporating this seasons kilt trend in such a masculine presentation can only help it’s chances of filtering down to street fashion in the next couple of months.
そして、ゴルチエに続きジバンシー(GIVENCHY)2010年秋冬コレクションでも、スカートが目立っていた。が、他とは少し違うタイプのスカートだ。プリーツを使用してる訳でもなく、ただ一枚の布を腰に巻いてるようにも見える。やはり、ジバンシーならではの光沢感やシルエットはとても魅力的だ。
Givenchy simplified their vision for Fall ’09, leggings became tighter and shirt collars higher. A crown of thorns worn as a necklace drew reference to Ricardo Tisci’s oft’ used religious/Latin American inspiration point.
そして、26歳の時にNY大学で建築学を学びながら、洋服のスケッチをしだしたことがキッカケでファッションデザイナーへとなったアダム・キメル(ADAM KIMMEL)では、ラスベガスにギャンブルでもしに行くかのようなルック。
What to wear can often be a gamble, Adam Kimmel has taken this literally….
リック オウエンスと似た雰囲気を持つユリウス(Julius)は、やはり服にダメージ感があり細かいテクニック技術が見られる。個人的にユリウスは6年くらい前がピークだったが、今でも日本ではコアなファンに人気上昇。
Goth-mode at Julius where another of the season trends is evident, jackets and sweaters dropping below the waist.
そして、クリス・ヴァン・アッシュ(Kris Van Assche)によるディオール・オム(Dior Homme)2010年秋冬コレクションでは、力を入れた演出がとても伝わったのと同時に、少しダークなディオールならではのシャーロック・ホームズ(Sherlock Holmes)からのインスピレーションが見られる。
Cape like coats and jackets at Dior Homme came close to sweeping the floor of the runway. If Sherlock Holmes was inspiration for designers this year then Dior presents the look at it’s dark Victorian roots, albeit with thoroughly modern cut pants.
Ann Demeulemeester was one of the few brands that managed to be on trend but to also transcend it with fur embellishments and detailed belted pants, mostyle using the predominant color of the season – black.