当たり前のように存在するトップモデルと呼ばれるファッションモデルたち。1970年代にアジア人初のトップモデルとして世界を舞台に活躍してきた「山口小夜子」をご存知だろうか。切れ長の瞳でジャパニーズビューティーをパリで見せつけた1人の日本人女性。72年のパリコレ デビュー以降ケンゾーやイッセイミヤケ、山本寛斎と日本人デザイナーのショーはもちろん、サンローラン、ミュグレー、ソニアと多くのメゾンに出演してきた「山口小夜子」。
そんな彼女の奇跡を巡る展覧会「山口小夜子 未来を着る人」が、4月11日より東京都現代美術館で開催される。本展では、モデルとしてだけでなく、パフォーマーとしても活動していた彼女にまつわるアーカイブ作品と、幅広く多岐にわたって活動を繰り広げる全方位的アーティスト宇川直宏との作品構成。彼女の生涯を振り返りつつ70年代以降の日本文化や小夜子に捧げる新作インスタレーションなどが発表される。
★山口小夜子 未来を着る人
会期:2015年4月11日 – 6月28日
会場:東京都現代美術館
時間:10:00 – 18:00(入場は17:30まで)
料金:一般1.200円 / 大学生・65歳以上 900円 / 中高生600円
*小学生以下無料(保護者同伴が必要)
Sayoko Yamaguchi was the preeminent Japanese Supermodel of the 1970’s. She walked the runways of Paris for KENZO and Issey Miyake as well as Saint Laurent and KENZO, one of the first Asian models to do so. Later in life Yamaguchi performed on stage and acted in films as well as working in costume design, having graduating from Sugino Gakuen Fashion Design School before her modeling career took off this had been a long held dream. Sadly, Sayoko Yamaguchi died from acute pneumonia in 2007. An upcoming exhibition at Tokyo’s Museum of Contemporary Art will celebrate Yamaguchi’s achievements, spirit, as well as that of the era that surrounded her.