夏到来前に訪れた山に海、湖、川、大自然の中でエナジーチャージ。
渋谷エクセルホテルで待ち合わせて小旅行へ。行き先は彫刻の森美術館のある箱根と世界遺産にも登録された富士山のふもとにある河口湖。
初めて訪れた箱根・彫刻の森美術館、入ってすぐ目に飛び込んできたのは、フランス人彫刻家、フランソワ=グザヴィエ・ラランヌと妻のクロード・ラランヌによる共同作品「嘆きの天使」1986年。
遊戯彫刻、透明のカプセルをいくつもつなげ合わせた「しゃぼん玉の城」。中に入れば迷路のようになっていて、その時々の自然光で表情を変えるプレイスカルプチャー。
矢を放とうとする瞬間を見事に捉えたアントワーヌ・ブールデルの「弓を引くヘラクレス」1909年。音楽室にありそうな「球型のテーマ」と題したナウム・ガボによる作品、1976年。
日焼けでもしているかのような、大の字で芝生に寝ているアントニー・ゴームリーの「密着」。この作品は、作家自身の体から型を取っていて1993年に製作されたもの。
彫刻家を目指し始めたのは40歳を過ぎてからのこと、両手を後ろで縛られ大胆にポーズを取る裸の女性像「とらわれのアクション」1906年 アリスティド・マイヨール。
そして、訪れた350メートルの花道が楽しめる河口湖の花街道。季節によって異なる花や景色の表情も魅力の一つ。
今にも動き出しそうなコキアという名の群に遭遇。なんと、枝を束ねてホウキに使用していたこともあり、和名ではホウキギと呼ばれているらしい。紅葉シーズンには赤いモコモコとしたコキアに変身するそう。
小型船で河口湖を堪能し、迫力ある門構えの「久保田一竹美術館」。赤煉瓦をバックに揺れ動く細長い木たちはホテルの窓からの眺め。