Tokujin Yoshioka Glass Project

今年の6月に訪れた吉岡徳仁「ガラスの茶室」、2017年9月10日を最後に京都・将軍塚青龍殿の大舞台から姿を消してしまった「ガラスの茶室」。そんな吉岡徳仁の代表作を集めた展覧会「光とガラス」が、11月2日より21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3にて開催される。

自然をテーマにした詩的で実験的な作品によって、デザイン、建築、現代美術の領域で国際的に活動するデザイナーの吉岡徳仁。これまで吉岡は、光、音、香りなどの非物質的な要素を用いて観る人の感覚を揺さぶり、形の概念を超える独自の表現を生み出してきた。本展では、光の表現に最も近い素材であるガラスに着目。人々の記憶や感覚の中に在る日本独自の自然観を映し出し、光とガラスから生まれる創作の本質に迫る。会場では、代表作である「Water Block – ガラスのベンチ」をはじめ、建築のプロジェクト「光庵 – ガラスの茶室」と「Rainbow Church – 虹の教会」の映像を展示するほか、最新作の「Glass Watch」、Dom Pérignon Art Projectで発表された「Prism」、「虹の建築」プロジェクトなどを展示。

吉岡徳仁 光とガラス
会期:2017年11月2日〜11月13日
時間:10:00 – 19:00(会期中無休)
会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3
入場:無料