日本を代表するファッションデザイナーの一人、山本耀司が、人生と創造プロセスをテーマに、東京とニューヨークで独占的に撮影された私的な短編ドキュメンタリー映像が制作された。1977年に初のコレクションを東京で発表して以来、卓越した彫刻的フォルム、ユニセックスとアシメトリーへのこだわり、知的でありながらウィットに富んだアプローチで、知られており、数十年間にわたってファッションにおけるアヴァンギャルドを定義。30年以上世界的に活躍してきたにも関わらず、私生活と公的な仕事の場を細心に区別しているため、今なおベールに包まれたミステリアスな存在であり続ける。
このドキュメンタリーは、2009年夏から初秋という短期間に行われ、山本耀司と国際的な顔ぶれのチームがコレクションの製作、キャスティング、スタイリング、ショーの開催、広報・宣伝に取り組む模様が記録されており、映画は、コレクションの最終決定と東京でのショーのスタイリングから始まり、ニューヨーク入りしてY-3 の2010年春夏コレクションの最終仕上げを指揮する山本の姿が描かれているとのこと。
また、フィッティングやモデルのキャスティングを行い、ギターを弾き、哲学者のように黙想したり、アイデアに命を吹き込むためにスタッフやグローバルチームと意見を交換したりする山本の素顔を、親密な視点から捕らえたドキュメンタリーになっている。
監督のセオドア・スタンリー(Theodore Stanley)は、自身の制作グループであるハーバー・フィルム・カンパニーとともに、山本への密着取材を許可された。撮影監督を務めた主な作品にはブルース・ウェーバー(Bruce Weber)監督のドキュメンタリー映画「トゥルーへの手紙」、「Chop Suey」「Boy Artist」があり、この「THIS IS MY DREAM」はドキュメンタリー映画監督としてのデビュー作とのこと。
2011 is seeing a host of tributes to Japanese living legend Yohji Yamamoto. A huge exhibition dedicated to the Designer is currently being held at the Victoria & Albert Museum in London. Following this Spring, ‘This is My Dream’ is a documentary by Theodore Stanley who has previously worked as a director of photography for Bruce Weber. Filmed in Tokyo and New York at the end of 2009 as he presented the S/S 2010 Y-3 collection, this is the latest addition to a growing number of recent fashion documentaries.
Below is an in-depth interview with Yamamoto recently uploaded to SHOW STUDIO.
SHOWstudio: In Conversation with Yohji Yamamoto from SHOWstudio on Vimeo.